試写室でこれから公開される新作映画を見ている筆者たちによる批評を掲載。時には辛口の、時には思いやりのコメントをお楽しみ下さい。 福岡アジア映画祭の上映案内も掲載


by faff
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 エンタープライズは、未開の惑星ニビルの探査中に地殻変動を察知し、噴火を鎮圧するために、副長スポックは火口へ。しかし、ロープが切れ、取り残されてしまう。そんなスポックを助けるために、重大な規則違反を犯してしまったカークは、キャプテンを解任されてしまう。その頃、ロンドンの宇宙艦隊データ基地が爆破される。犯人は、元艦隊士官のジョン・ハリソン。犯人を追ってクリンゴン人の故郷クロノスへ出撃するエンタープライズだったが、その行く手には、想像を絶する危機が待っていた。さすが、売れっ子監督のJ.J.エイブラムスだけに、巨額の製作費を贅沢に注ぎ込んで、やりたい放題の大作。3Dで、隕石や戦艦がびゅんびゅん飛んでくる。でも、昔からのトレッキーらしく、往年のシリーズへのオマージュとなる場面も多し。それにしても、ベネディクト・カンバーバッチのキャラが濃い!(スコープ・132分・13年8月23日)
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by faff | 2013-06-28 13:39 | 映画
 1950年代、フランスの女性たちのあこがれの職業は、「秘書」。田舎から出て来たローズは、保険会社でルイの秘書に採用される。しかし、ドジで不器用な彼女は、一週間でクビを言い渡される。「ただし、---」と、ルイは意外な提案をもちかける。ローズの唯一の才能<タイプの早打ち>を見抜いたルイは、タイプライターのコンテストに出ることを決意させる。その日から苛酷な特訓が始まる…。「アーティスト」のスタッフが、実際にあったタイプの世界大会をモチーフに、タイプに挑む女性たちの姿を生き生きと描き出す。1950年代の女性たちのファッションが原色で華やか。そして、さまざまなフランス映画の名作を彷佛とさせるシーン満載。(スコープ・111分・13年8月17日)
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by faff | 2013-06-20 11:16 | 映画
 NHKで5年もの間、5シーズン好評のうちに放送されてきた人気フェイクドキュメンタリーシリーズの満を辞しての映画化。今回の取材対象者は、幻の茶器を持つ商人を京都から博多まで護衛する命を受けた侍・矢島権之助。ところが、途中で、思わぬ敵に襲われてしまう。それは、“未来の武器”を持つ山伏だった。果たして、謎の敵の正体は何者か!?さらに、茶器の行方は!?歴史は、修復できるのか!?フェイクドキュメンタリーなので、理屈では理解しづらい部分もあるが、映画版ということで、しっかり予算のかけ、ゲスト陣も豪華だ。要潤としては、「24」のように、ライフワークとして延々と続けたいところだろう。(ヴィスタ・102分・13年8月31日)
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by faff | 2013-06-18 10:59 | 映画
 西暦3071年、人類は、惑星<ノヴァ・プライム>に移住していた。士官学校で優秀な成績の13歳のキタイだが、その自己中心的な性格が正式レンジャーへの昇格の邪魔になっていた。そんな息子を、父親で、軍の総司令官であるサイファは、宇宙遠征の任務に同行させる。ところが、惑星嵐に巻き込まれて、見知らぬ星に不時着してしまう。そこは、1000年後の地球だった。負傷して動けないサイファの命令で、キタイは、たった一人でビーコンを探すことになるが、そこには、さまざまな難関が立ち塞がっていた。ウィル・スミスの原案で、自分は、負傷して動けない設定なので、主に動き回るのは実の息子のジェイデン・スミス。息子の成長物語を親が見守るという典型的なファミリー作品だが、ハリウッドらしく楽しめるエンターテンメントに仕上げている。(3D・スコープ・100分・13年6月21日)
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by faff | 2013-06-13 11:05 | 映画
 美しい海が広がる玻璃ケ浦という海岸の町。そこでは海底資源の開発計画を推進する企業側と、環境保護グループが対立していた。開発計画の説明会にアドバイザーとして招聘された湯川は、川畑夫妻が経営する民宿「緑岩荘」に滞在する。ところが、翌朝、堤防下の岩場で男性の変死体が発見される。男は、昨夜、「緑岩荘」に宿泊していた元捜査一課の刑事・塚原だった。彼は、16年前に起きたある殺人事件の犯人で、服役後に消息を絶った仙波英俊という男を探していたらしい。現地入りした捜査一課の岸谷は、湯川に協力を依頼するが、…。いつもは、子どもに近付かれただけでジンマシンが出るほど、子ども嫌いな湯川が、川畑のおい・恭平にだけは拒否反応が現れず、少年と無邪気に実験をするというのが、“実にオモシロイ!”。(スコープ・129分・13年6月29日)
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by faff | 2013-06-11 20:04 | 映画
 去年、10年ぶりの新作「生きているものはいないのか」で復活した石井岳龍監督が早くも新作を完成!植物学者の大瀧は、新しく研究所に入ってきたアシスタントの響子と共に、ある女性たちの胸に宿った<小さなつぼみ>ー<シャニダールの花>の研究に追われていた。<シャニダールの花>とは、イラクのシャニダール遺跡で発見された人類最初の花と言われている。その謎の花に隠された真実とは!?<謎の花>をモチーフにしたSFなのだが、その底には、人間本来の生き方が図太く流れていて、ベテラン監督ならではの落ち着いた演出で、最後まで安心して見ていられる。(ヴィスタ・105分・13年7月20日)
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by faff | 2013-06-11 11:05 | 映画
 シンガポールに向かう豪華客船に搭乗していた令嬢・宝生麗子と、執事の影山。久々のバカンスを楽しもうとしていた麗子だったが、シンガポールへの寄贈品の警備にあたっていた麗子の上司、風祭警部も同じ船に乗っていた。そんな彼らの前で、船から海に死体が投げ込まれる。果たして、影山は、到着するまでの5日間で、乗客・乗員3000名の中から犯人を探し出すことができるのか!? 2011年本屋大賞1位に選ばれたベストセラー小説を、櫻井翔、北川景子主演ドラマ化したものの映画版。映画版だけに、予算も大幅にアップして、アジア最大の豪華客船スーパースター・ヴァーゴで行われた。また、共演陣も豪華だが、ギャグの部分が多すぎて少々クドイと感じたのは、私だけだろうか!?(ヴィスタ・121分・13年8月3日)
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by faff | 2013-06-10 11:43 | 映画
 1945年8月、敗戦した日本に、GHQを率いたマッカーサー元帥が上陸した。そして、彼は、部下のボナー・フェラーズ准将にある極秘の調査を命じる。それは、戦争における天皇の役割を10日間で探れというものだった。連合国側は天皇の裁判を望んでいた。しかし、マッカーサーは、天皇を逮捕すれば、激しい反乱を招くと考えていた。日本文化の専門家であり、日本との深い関係を持つフェラーズは、崩壊寸前の日本を救うために、奔走し始める。マッカーサーが天皇の裁判をやらなかったというのは、有名な話だが、その裏にこんな極秘調査があったとは、ビックリだ。ドキュメンタリーではないので、フィクション部分もかなり含んでいるが、アメリカ映画だから作ることが出来た貴重な作品だ。(スコープ・107分・13年7月27日)
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by faff | 2013-06-06 11:17 | 映画
 トラブルメーカーのアランは、相変わらず、とんでもないことばかり起こして、家族を困らせていた。そしていよいよ危機的な精神状態に陥った彼を施設に入れることにした。もちろん、連れていくのは、フィル、ステュ、ダグの3人。ところが、旅の途中、彼らを待っていたのは、予想外の事件だった!今回は、バチェラー・パーティーもなければ、結婚式もない。だが、災難は次々と降り掛かり、そのスケールも加速度をつけて、大きくなっていく。アクションのスケールもかなりなものだ。果たして、彼らは、無事、生還できるのか!?ミスター・チャウの出番がかなり多い。(スコープ・100分・13年6月28日)
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by faff | 2013-06-03 17:45 | 映画