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試写室でこれから公開される新作映画を見ている筆者たちによる批評を掲載。時には辛口の、時には思いやりのコメントをお楽しみ下さい。 福岡アジア映画祭の上映案内も掲載


by faff
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 魔王メフィストと契約したジョニー・ブレイズは、本人に意志とは関係なく、突然、ゴーストライダーに変身してしまうことに苦しんでいた。そんな彼のもとに現れた僧侶モローは、悪の化身ロアークが、次に取り憑こうとしている少年ダニーを救ってほしいと依頼する。そして、少年を助けてくれたら、ゴーストライダーの呪いから解放される方法を教えてくれるという。少年を次第に追い詰めていくロアーク。果たして、ジョニーは、少年を無事救うことができるのか!?前作では、ゴーストライダーに変身した後は、スタントマンが演じていたので、ニコラス・ケイジの出番が少なかったが、今回は、すべて自分でやっているそうで、結構迫力あるバイクの“走り”を見せてくれる。(スコープ・95分・13年2月8日)
by faff | 2012-12-17 14:46 | 映画

日本映画「脳男」No Otoko

 都内で起こる連続爆弾事件。精神科医・鷲谷真梨子の間の前でバスが爆破される。この爆破シーンがすごい!犯人のアジトに踏み込んだ茶屋刑事は、爆弾の破片が背中に刺さったまま、静かに立ち尽くす無気味な男を逮捕する。しかし、“鈴木一郎”と名乗る男は、異常に事件のことを語らない。精神鑑定をすることになり、刑事は、鷲谷に依頼する。鈴木一郎には、恐るべき能力が秘められていた…。設定をみると、韓国映画「超能力者」に似ているが、主人公のヘアスタイルも、かなり意識気味。生田斗真を日本のカン・ドンウォンにしたいのか!?(ヴィスタ・125分・13年2月9日)
by faff | 2012-12-13 16:27 | 映画
 斉藤由貴の巨大なポスターが貼られていた年、1987年。主人公の名前は、横道世之介(よこみちよのすけ)。長崎の港町から法政大学に入るために、上京してきた18歳。屈託のない性格の世之介は、サンバサークルに入ったり、同じ経営学部の女子と友だちになったり、高級ホテルでのバイトを始めたりと、次第に人間関係を広げていく。そして、16年後の2003年、それぞれに年を重ねた友人たちは、それぞれに世之介のことを思い出していた…。天然パーマ風なフワフワヘヤーの高良健吾が極めて頼り無いが、どこか憎めないキャラで、最後は、とても愛おしく思えてならない!不思議な空気の流れる作品だ。(ヴィスタ・160分・13年2月23日)
by faff | 2012-12-12 11:36 | 映画
 1981年、渡会悟が通っていた芙六小学校の生徒たち107人は、全員、同じ団地に住んでいた。しかし、かつては、“何でもそろう便利な街”と言われた団地も次第に時代の流れに押され、子どもたちの数は、減っていく。そんな中、小学校を卒業した悟は、“これから一生、団地の中で暮らす決心をする”。そして、中学校には通わず、団地の中だけでの生活を始めるのだった。最初、悟を演じる濱田岳が小学生に見えるから不思議だ。そして、悟は、成長していく。12歳から30歳を1人で演じて違和感がない濱田岳って、いったいいくつだと思って調べたら、なんと1988年生まれの24歳。隣の家に住む幼馴染みの優等生(波瑠)、そして小学校時代の初恋の同級生(倉科カナ)からモテモテの悟クンの役柄は、うらやまし過ぎる。(ヴィスタ・120分・13年1月26日)
by faff | 2012-12-11 11:46 | 映画
 「ロード・オブ・ザ・リング」が始まる60年前、フロドの伯父ビルボ・バギンズは、ホビット村の袋小路屋敷で、平和な日々をおくっていた。そんな彼の前に現れた灰色のガンダルフは、ビルボをドワーフたちの旅のお供に抜擢する。そして、邪竜のスマウグからドワーフたちのかつての王国エレボールを奪還する冒険の旅が始まる。目指すは、中つ国の東方にそびえる“はなれ山”だが、その行く手には、ゴブリン、オーク、ワーグなどが待ち受けていた。ガンダルフを演じるイアン・マッケラン始め、「ROTR」お馴染みのメンバーが再び結集しているのがうれしい。もちろん、ビルボやドワーフたち、新しいキャラもなかなかユニークだ。壮大なスケールで繰り広げられるバトルが3D効果で迫力満点。剣を持っても戦うことが出来ない平凡なホビットだったビルボの成長は著しい。新たなるスペクタクル・トリロジーの始まりだ。第2部「スマウグの荒らし場」は、2013年12月13日、第3部「ゆきて帰りし物語」は、2014年7月18日公開予定。(3D・スコープ・170分・12年12月14日)
by faff | 2012-12-10 15:07 | 映画
 パンを1個盗んだという罪で19年間も投獄されていたジャン・バルジャンは、仮釈放中に逃亡し、数十年にわたり、警官ジャベールから執拗な追跡を受ける。しかし、女工ファンテーヌの幼い娘コゼットの世話を引き受けたことで、彼の人生は、大きく変わっていく。ヴィクトル・ユゴーの古典の名作の英語版ミュージカル映画。ヒュー・ジャックマン、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライドなどの歌声がすばらしい。ラッセル・クロウが歌うのは、ちょっと違和感があるが、結構うまい。アテレコでなく、実際に歌いながら撮影されたということで、かなりライブ感に溢れるミュージカルに仕上がっている。さらに、フランスのグルドンやイギリスのチャタムなどのロケで再現された19世紀のパリが映画ならではの醍醐味となっている。(ヴィスタ・157分・12年12月21日)
by faff | 2012-12-07 18:41 | 映画
 16世紀末のロンドン。街では演劇が盛んになり、市民も貴族も芝居に熱中していた。しかし、エリザベス1世の宰相として権威を持ったウィリアム・セシル卿は、芝居に扇動された民衆が政治に影響を与えることを恐れ、演劇を厳しく取り締まっていた。そんな演劇に長けていたオックスフォード伯エドワード・ヴィアは、自分が書いた戯曲を、他人の名前で発表させる。そして、その作者と名乗ったのが、役者のシェイクスピアだった…。18世紀以来語られていた“シェイクスピア別人説”を大胆に描いたのは、あの「インディペンデンス・デイ」などの巨匠ローランド・エメリッヒ監督。10年以上も前から企画していたが、資金調達が難航していたそうだ。非常に計算されたシナリオ構成で、思わぬ拾い物的傑作。エリザベス1世の秘められた情事など、なかなか興味深い。若きエリザベスが、年老いたエリザベスを演じる名優ヴァネッサ・レッドグレイッヴそっくりだと思っていたら、実の娘だそうだ。(スコープ・129分・13年1月12日)
by faff | 2012-12-07 16:32 | 映画