試写室でこれから公開される新作映画を見ている筆者たちによる批評を掲載。時には辛口の、時には思いやりのコメントをお楽しみ下さい。 福岡アジア映画祭の上映案内も掲載


by faff
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 日本橋の麒麟の像の前で、男性の刺殺体が発見される。彼は、なぜ刺された場所から8分間も歩いて、その場所にやって来たのか?容疑者・八島は、車に跳ねられて意識不明の重体だ。警察本部は、八島の物取りの線で、捜査を始める。しかし、刑事・加賀恭一郎は、事件の裏に隠された事実を追求し始める。さまざまな人間関係が複雑に絡み合って、真相が明らかになっていくのは、見ていて痛快だ。「私が殺しました!」という予告編が印象深いが、ストーリーは、それとはかなり異なった展開をする。TV「赤い指」を見ていたので、加賀と父親の確執はよく理解できた。(ヴィスタ・129分・12年1月28日)
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by faff | 2011-12-21 17:07 | 映画
 J・エドガーとは、50年近くもの間、権力を欲しいままに牛耳っていた伝説のFBI長官エドガー・フーバーのことだ。彼は、政府の要人に対して、さまざまな情報をキャッチしながら、影からの力を使っていた。そんなフーバーだから、自身の私生活は一切表に出さず、謎に包まれていた。そんなフーバーのことを知るのは、側近中の側近であるクライド・トルソン、そして、秘書のヘレン・ガンディしかいなかった。イーストウッド監督は、そんなフーバーの人間性にスポットを当てていく。だから、ディカプリオのフーバーは、かなり人間的に見える。本当はもっともっと悪事をしてきたはずだが、…。(スコープ・137分・12年1月28日)
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by faff | 2011-12-19 17:06 | 映画
 第一次世界大戦前夜のイギリスの農村。貧しい農家に引き取られた一頭の馬は、ジョーイと名付けられ、その家の少年アルバートに育てられる。しかし、戦争が始まり、ジョーイは、イギリス軍に買い取られ、軍用馬として、戦場に狩り出されていく。それは、ジョーイの苛酷な旅の始まりであり、ジョーイは、数々の戦場を渡り歩きなあがら、戦時下の人々に希望を与えていく。イギリスの農村からフランスの前線、さらに、フランスの森、田園、谷と舞台を変えながら、ジョーイの数奇な運命が描き出されていく。その背景は、時に美しい農村や田園の場面もあるが、死に直面する悲惨な戦場も多い。アカデミー賞最有力候補の呼び声高いスピルバーグ版「風と共に去りぬ」だ。(スコープ・147分・12年3月2日)
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by faff | 2011-12-16 10:57 | 映画
 2011年のプサン映画祭クロージング上映作品。ベストセラー小説家の伊上洪作はあ、幼い頃に親戚に預けられたことをずっと引きずりながら生きてきた。年老いて物忘れが激しくなってきた母・八重の面倒をみているのは、妹たちだった。しかし、母の誕生パーティーを開いたホテルで、父との思い出をほとんど忘れてしまっている姿に、洪作はショックを受ける。そして、それまでずっと距離をおいてきた母と向き合うことになる。「天平の甍」「敦煌」などで有名な井上靖の自伝的小説の映画化で、井上と母との長い間の軋轢が明らかになっていく。母親を演じる樹木希林のおとぼけぶりがリアルだ。(ヴィスタ・118分・12年4月28日)
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by faff | 2011-12-16 10:53 | 映画
厳格な父親に厳しく育てられた大企業の御曹子である市ノ宮行は、その父親の命令で、荒川の開発の妨げとなる不法占拠者たちの撤去に向かう。ところが、奇妙な人たちにズボンを奪われて、川に落ちてしまう。自称“金星人”という少女ニノに助けられた行は、“借り”を返すために、河川敷に残る。すると、次々と不思議な人々が現れてくる。しかし、行は、次第に彼らの世界にはまっていく。中村光のカルト的な人気コミックの映画化で、その独特なギャグ・ワールドには微妙な笑いがつきまとう。そして、とにかく、キャストが豪華!村長役の小栗旬や星役の山田孝之など、信じられない出演陣にはビックリだ。(ヴィスタ・115分・12年2月4日)
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by faff | 2011-12-15 10:20 | 映画
タイムズスクエアで行われる年越しカウントダウンのイベント“ボール・ドロップ”を仕切るクレアは、無事進行することで頭がいっぱい。セレブ・パーティーのケータリングを任されたローラは、元カレのジェンセンと再会するが、彼のことが許せない。自宅と会社を往復するだけの人生やイヤになったイングリッドは、会社を辞め、“今年の目標リスト”を実行するために動き出す。友人の結婚式に出席していたサムは、去年の大晦日にした“ある約束”のためにニューヨークを目指す。それぞれに悩みを抱えた8組の人々が大晦日のニューヨークで、希望を取り戻していく。昨年大ヒットになった「バレンタインデー」に続いて、ゲイリー・マーシャル監督が贈るオールスター絵巻。主役クラスのスター俳優たちを巧みに組み合わせたシナリオ構成がプロの仕事だ。ジョン・ボン・ジョヴィの演技も合格点。(ヴィスタ・118分・11年12月23日
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by faff | 2011-12-14 10:20 | 映画
2012年7月に開催する第26回福岡アジア映画祭2012のボランティアを募集します!
http://www2.gol.com/users/faff/faff.htmlb0130862_14215362.jpg
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by faff | 2011-12-13 14:22
シリーズ第3作は、3Dで、昭和の東京が再現される。東京オリンピックの開催を控え、熱気に満ちあふれていた昭和39年。茶川は、ヒロミと結婚し、出産も間近だ。鈴木オートには、新しい従業員のケンジも加わり、六ちゃんに鍛えられている。そんな六ちゃんに、思いを寄せる人が出来、毎朝、着飾って、出かけていく。茶川の家に待望のTVが来れば、鈴木オートには、大型のカラーTVが到着する。お馴染みの三丁目の人々は、以前より生き生きとして、日本が急成長をしていた頃が懐かしく思い出される。日本は元気いっぱいだったのだ。3D技術も相当進歩してきていて、東京タワーの俯瞰ショットは、よく飛び出ている。(3D・スコープ・142分・12年1月21日)
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by faff | 2011-12-05 10:20 | 映画