試写室でこれから公開される新作映画を見ている筆者たちによる批評を掲載。時には辛口の、時には思いやりのコメントをお楽しみ下さい。 福岡アジア映画祭の上映案内も掲載


by faff

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アメリカ中西部アイオワ州のオグデンマーシュという架空の小さな町。野球場に銃を持って入って来た男の様子がおかしく、やむなく保安官が射殺。その後、次々と事件が起こっていく。原因は、森の奥に墜落した大型飛行機にあるようだ。飛行機の積み荷から毒物が流出したと推測した保安官は、市長に給水をストップするよう依頼するが、拒否されてしまう。そして、被害は急速に拡大していく。ジョージ・A・ロメロ監督のカルト的作品「ザ・クレイジーズ/細菌兵器の恐怖」(73)を巨額の製作費をかけて、かなり大掛かりにリメイク。保安官がちょっと話が分かりすぎるんじゃあないかな!?(スコープ・101分・10年11月13日)
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by faff | 2010-09-29 10:30
「サイコ」のソール・バスのタイトルのように始まったこの映画の舞台は、土の中に埋められた棺の中だけ。イラクでトラック運転手に雇われていたアメリカ人ポール・コンロイは、突然襲われて、目を覚ましたところは、棺の中。いったい何が起こったのか!?手元にあったジッポのライターに火をつけると、見慣れない携帯電話があった。いろいろなところに電話をかけ、助けを求める。しかし、状況は一向に変わらない。果たして、ポールは外に出ることは出来るのか!?ずっと、棺の中なので、観る側も相当息苦しい!(スコープ・95分・東京10年11月6日、福岡11月13日)
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by faff | 2010-09-28 16:15
失恋し、過保護気味の両親と共に、ニースでの静養中のジェンは、偶然、イケメンの男性スペンサーと出会って、すぐに恋に落ちる。幸せな結婚をし、平和な生活が続くように見えたが、実はスペンサーは、元CIAの殺し屋だった。仕事への復帰を断る彼の前に次々と現れる殺し屋たち。仕方なく、応戦する中、ジェンも銃を取ることになる。典型的なアクション・ラブコメだが、タイトルから007へのオマージュが散りばめられていて、かなり本格的で派手なアクションが展開される。タイトルロールを演じるのは、いかにもイケメンのアシュトン・カッチャーと「男と女の不都合な真実」でのきわどいセリフが凄かったキャサリン・ハイグル。キャサリンの急成長ぶりは要チェックだ!(スコープ・101分・10年12月3日)
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by faff | 2010-09-28 16:14

「フランス映画論I」

今週から西南学院大学での「フランス映画論I」の講議がスタート。
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by faff | 2010-09-27 17:26

「奇跡」のロケ

博多駅構内で、「奇跡」のロケに偶然遭遇。「誰も知らない」の是枝裕和監督が、まえだまえだほかの子どもたちに指示し、列車に飛び乗るシーンを何度も撮っていた。(ギャガ配給、2011年夏公開予定。)
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by faff | 2010-09-25 17:25
江戸時代末期、代々加賀藩の御算用係(経理係)として仕えてきた猪山家の息子として生まれた直之は、父親にも勝る“そろばんバカ”。その真面目ぶりで出世していくが、その度に出費が増え続け、家計は窮地に陥っていく。そこで、直之は、“家計立て直し計画”を宣言し、家財道具を売り払い、倹約生活を敢行する。古書店で偶然見つけられた家計簿に細かく書き込まれていた日々の買い物、親戚付き合い、冠婚葬祭などから、当時の下級武士の暮らしが甦る。168年前の時代劇だが、今に通じることも多く、失笑させられるシーンも多い。(ヴィスタ・128分・10年12月4日)
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by faff | 2010-09-21 17:24
マリンメッセ福岡で開催中のアジア太平洋フェスティバルのメインステージで、韓国映画「TSUNAMI」の見どころを解説する。観客のあまりの多さにビックリ!
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by faff | 2010-09-19 17:24
ヴァカンスでカスピ海沿岸の避暑地にやってきた大学時代の友人たち。声をかけたのは、セピデーだった。そして彼女には、もう一つの計画があった。それは、ドイツでの結婚生活に失敗したアーマドに、子どもの幼稚園の先生であるエリを紹介することだった。皆んなの協力もあり、いい雰囲気になる二人。ところが、翌日、エリが姿を消してしまう。子どもを助けに海に入って溺れてしまったのか?!それとも、黙って帰ってしまったのか?!彼女を巡って、さまざまな憶測が飛び交い、仲間たちの間にギクシャクしたムードが充満していく。イスラム社会ならではの厳しい規律、そして、男女の地位や関係など、いろいろな問題が浮き彫りになっていくイランならではの社会派ドラマ。最初からハッキリした関係にできないもどかしさが残ってしまう。(ヴィスタ・116分・東京10年9月11日、福岡10月9日)
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by faff | 2010-09-17 17:23
 ルーニー・トゥーンズの短編「The Fur's Gonna Fly」が最初にあるが、これもかなり3D向き。人類が絶滅し、フクロウが支配する世界。父親から「ガフールの勇者たち」の勇壮な物語を聞いて育ったメンフクロウのソーレン。ところが枝飛びに失敗して地上に落ちてしまった彼と兄のクラッドは、純血団に誘拐されてしまう。からくも脱出に成功したソーレンは、ほかの仲間たちと一緒に“ガフールの神木”を探しに出る。果たして、彼らは、“ガフールの勇者たち”に出会い、フクロウ王国を武力で征服しようと企む純血団のリーダー、メタルビークを倒すことができるのか?!細かく描き込まれた大自然をバックに、風に乗って羽ばたくフクロウたちのCG映像が美しい!今日の試写は2Dだったが、これは3Dで見るべき映像だ。(スコープ・95分・10年10月1日)
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by faff | 2010-09-16 17:23

日本映画「雷桜」Raiou

徳川家という将軍の息子として生まれた斉道(なりみち)は、心の病いを負っていた。静養のため、家臣・瀬田の故郷である瀬田村に向った斉道は、“天狗の棲む山”に馬を走らせ、山で隠とん生活を営んでいる娘・雷と出会う。自由奔放に生きて来た雷に惹かれる斉道。だが、そこには身分の差というどうすることもできない大きな壁が立ちはだかる。時代劇の世界だから、こんな“一目惚れ”もアリなのかも知れないが、かなり時代錯誤な設定だ。野生児・蒼井優に翻弄される“病弱な”岡田将生という配役はピッタリ。“かどわかす”という言葉の使い方がユニークだ。(ヴィスタ・133分・10年10月22日)

9月15日(水)アメリカ映画「ガフールの伝説」Legend of
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by faff | 2010-09-16 17:23