試写室でこれから公開される新作映画を見ている筆者たちによる批評を掲載。時には辛口の、時には思いやりのコメントをお楽しみ下さい。 福岡アジア映画祭の上映案内も掲載


by faff
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スイスのアイガー北壁に挑んだ4人の男たちの実話。時はベルリンオリンピックを間近に控えた1936年。ナチス政権は、プロパガンダに利用するために、北壁を最初に征服した者に金メダルを与えると宣言。新聞などにも大々的に報道するよう命令する。ベルリン新聞社のアシスタントとして働いていたルイーゼは、幼馴染みだったトニーとアンディに、アイガー登攀を説得に行く。そして、トニーたちのチャレンジが始まる。命を賭けた男たちの壮絶な男たちの闘いが相当リアルな映像で、まるでドキュメンタリーのように描かれていく感動の山岳映画。(スコープ・127分・東京10年3月20日、福岡4月)
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by faff | 2010-02-25 12:09
舞台俳優のローレンスは、“行方不明になった兄ベンを探してほしい”という兄の婚約者グエンからの手紙で、25年ぶりに故郷ブラックムーアに帰って来る。しかし、待っていたのは、父ジョンの冷たい出迎えだった。満月の夜、流浪民たちのキャンプを殺人鬼が襲ってくる。その怪物を追っていったローレンスは、重傷を負ってしまう。そして、彼の身体に異変が現れ始める。1941年の「狼男」のリメイクだが、時代設定を1980年代に変え、ヴィクトリア朝のイギリスを再現し、格調高さを強調する。VFXを使った巨匠リック・ベイカーによる変身シーンも見物だが、往年のホラー映画へのオマージュぶりもなかなかだ。(ヴィスタ・102分・10年4月23日)
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by faff | 2010-02-24 12:09
南アフリカの首都ヨハネスブルグ上空に現れたUFO。その中には、弱り果てたエイリアンの一団がいた。政府は、彼らを「第9地区」という仮設住宅に隔離する。それから何の進展もないまま月日が流れ、民間企業MNUがエイリアンの管理を委託されることになる。そして、MNUは、エイリアンを「第10地区」に強制移住させることに。そこでその責任者に抜擢されたのが、ヴィカスだった!そして、平凡なサラリーマン的社員だった彼に驚異の運命が待っていた!南アフリカ出身の監督によるノースター映画だが、そのアイデアが抜群に面白い!これは口コミに乗りやすい!アカデミー賞にノミネートされたのも、よく分かる!まさに“映画はアイデアだ!”(ヴィスタ・111分・10年4月10日)
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by faff | 2010-02-23 12:08
イラクからの帰還兵タイは、生活のために亡き父が務めていた警備会社に入るが、14歳の弟と住む家は、家賃の滞納で立ち退きを要求されている。そんなタイを弟のように可愛がってくれているのが、マイクだった。しかし、彼から聞かされたのは、4200万ドルの大金を強盗に襲われたと見せ掛けてせしめること。完全犯罪と思われた計画は、思わぬアクシデントの連続で、大きく狂っていく。マット・ディロン、ジャン・レノ、ローレンス・フィッシュバーンなど大物俳優たちの出演がびっくりなB級アクション。(スコープ・87分・10年3月27日)
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by faff | 2010-02-23 12:08
ボリショイ交響楽団で清掃員として働くアンドレイは、かつては一流の指揮者だったが、30年前、KGBのユダヤ人排斥によって、クビになっていた。そんな彼が発見した1枚のファクスは、パリのシャトレ劇場からの出演依頼だった。アンドレイは、かつての仲間を召集し、ボリショイ楽団を名乗って、パリに乗り込もうとする。荒唐無稽な話だが、かつてモスクワ映画祭に出席した時に“ロシアは何でもあり”だということを経験しているので、こんな無謀な計画もありだと思ってしまった。ルーマニアの監督で、ロシア語がばんばん飛び交う、ちょっと変わったフランス映画だが、結構感動するので、フランスでの大ヒットも頷ける。(スコープ・124分・10年4月 日)
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by faff | 2010-02-22 12:06
アフリカでのウィルス実験で死にかかったサンヒョン神父は、ヴァンパイアになってソウルに帰ってくる。血を吸わなければ生きていけない身体になってしまったサンヒョンだが、幼馴染みの妻であるテジュと出会い、情事に酔いしれていく。パク・チャヌク監督のカンヌ映画祭審査員賞作は、時々、ブラックなユーモアを交えながら、“愛”について、シュールな映像が展開されていく。シン・ハギュンのキモイ演技が光っている。プサン映画祭で見た<国際版>より12分短いが、これが<韓国劇場公開版>なので、そんなに分かりにくくはない。(スコープ・133分・東京10年2月27日、福岡3月)
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by faff | 2010-02-19 11:41
バンダイナムコの人気ゲームをハリウッドで映画化。文明社会が崩壊した後、アメリカは、TEKKENシティに本拠を置く三島財閥に支配されていた。塀の外アンヴィルでハングリーに生きる風間仁は、復讐に燃え、The King of Iron Fist Tournament に市民代表として出場することになる。各財閥から選ばれた出場者たちは、いずれも強豪揃い。果たして、仁は勝ち進むことができるのか?!仁を熱演するのは、「トム・ヤム・クン!」でトニー・ジャーと闘っていたジョン・フー。中国人とアイルランド人の血をひくイギリス人俳優だ。ケイリー=ヒロユキ・タガワが、「乱」の仲代達也のような髪型で三島平八を怪演。(スコープ・93分・10年3月20日)
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by faff | 2010-02-19 11:40
漫画家を目指しているさおりの彼は、漢字の美しさに惚れ込んで来日したアメリカ人トニー。文化や習慣の違う二人は、衝突したりしながらも、お互いを理解していく。人気コミックエッセイの映画化で、トニーの発する“ヘンテコ日本語”にド胆抜かれるかな?!最初に出てくる実際の国際カップルのコメントに大笑い!(ヴィスタ・100分・10年4月10日)
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by faff | 2010-02-17 17:55
田西敏行は、ガチャポンに入れる変な玩具を作っている零細企業の営業マン。29歳になるが、そのださださの性格で、女には縁が無い。だが、そんな田西にもあこがれの同僚・ちはるがいた。そして、会社の飲み会でやっとメアドを交換した田西だったが、なかなか思うようには進展しない。そんな田西に、ライバル会社のエリート社員・青山がアドバイスしてくれ、うまくいきそうになるが、…。カルト的人気のコミックの映画化だが、カッコ悪くても懸命に“あがく”主人公の生きざまがリアルだ。あがく田西を体当たりで演じているのは、銀杏BOYZの峯田和伸。最近、「愛のむきだし」の西島隆弘(AAA)といい、インディーズ系のミュージシャンがいい演技を見せてくれる。松田龍平の悪役ぶりもなかなかいい。(ヴィスタ・114分・10年3月 日)
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by faff | 2010-02-12 17:55
いつか自分のレストランを持ちたいと懸命に働いている女性ティアナ。ある仮面舞踏会の夜、彼女は一匹のカエルに出会う。自分は呪いによってカエルに姿を変えられたナディーン王子なので、元の姿に戻るためにキスをしてほしいと頼まれる。仕方なくキスをするティアナ。ところが、大変なことに、…。ディズニー作品で初めてアフリカ系アメリカ人女性を主人公にしたストーリーには、実際にレストランで成功したモデル女性がいるということだ。手書きアニメの温かさにぴったりのファンタジーだ。(ヴィスタ・97分・10年3月6日)
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by faff | 2010-02-12 17:54