試写室でこれから公開される新作映画を見ている筆者たちによる批評を掲載。時には辛口の、時には思いやりのコメントをお楽しみ下さい。 福岡アジア映画祭の上映案内も掲載


by faff
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1994年、長い間“アパルトヘイト”という難題に苦しんでいた南アフリカ共和国に、初めての黒人の大統領、ネルソン・マンデラが誕生する。しかし、差別の根は深く、すぐに平等の世界が来ることはなかった。そんな時、南アで開催されたラグビー・ワールドカップ。国家代表となるチーム“スプリングボックス”は弱小チームで、アパルトヘイト時代の白人主体の彼らを応援するのは白人だけだった。そんな黒人白人混成チームのスプリングボックスの勝利は、“国の団結”に繋がると考えたマンデラは、キャプテンを呼び、激励する。そして、チームは勝ち進んでいく。スポ根マンガのような展開だが、これは、実話だ。マンデラ自身からマンデラ役を願われたというモーガン・フリーマンの製作・主演の感動ドラマ。(スコープ・135分・10年2月5日)
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by faff | 2009-12-25 12:30
離婚後、離ればなれになっていた娘の結婚式のために、ニューヨークからロンドンにやってきたハーヴェイ。だが、親族なのにたった一人だけ、安ホテルに泊められ、ディナーでも浮いた存在だ。そんな雰囲気の中で、披露宴には出ないことを決めたハーヴェイは、帰りのヒースロー空港のバーで、前日、空港でアンケート調査をやっていたケイトと再会する。年老いた母親のおせっかいにイライラし、なかなか生涯の伴りょと出会うことができないケイト。62歳のハーヴェイと45歳のケイトの第2の人生が始まる。ダスティン・ホフマンとエマ・トンプソンという名優共演による大人の恋物語。(スコープ・93分・10年2月20日)
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by faff | 2009-12-24 12:30
新婚旅行でハワイのカウアイ島のトレッキングにやってきたクリフとシドニー。ところが、彼らがこの島に渡ってくる前にいたオアフ島で、新婚カップルが殺害されたというニュースを聞く。途中、ヒッチハイクを待っていたケイルとクレオを乗せようとするが、何か無気味なものを感じたシドニーが拒否。さらに、道を案内してくれたニックとジーナが一緒に行動することになるのだが、…。果たして、犯人は誰なのか!?ロケは、プエルトリコでされたそうだが、その美しく“険しい”自然の中での“罠の掛け合い”が熾烈なゲームになってくる。「フォース・カインド」では珍しく超常現象に挑んでいたミラ・ジョヴォヴィッチが、かなり長期のトレーニングで鍛えた本格派肉体派アクションを見せてくれる。(彼女の最新作「バイオハザード4」は9月公開予定だ!)(スコープ・97分・10年1月23日)
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by faff | 2009-12-24 12:27
両親と妹、弟と幸せな5人家族の暮らしをおくっていたスージーは、学校の帰り道に、ある男に殺されてしまう。まだ、14歳だったスージー。“まだ、行きたくない!”と願う彼女が辿り着いたところは、天国と現世の間の“中間の場所”だった。まだ、やり残したことがある。そんなスージーの想いが奇跡を起こし始める。残酷な事件に始まるストーリーだが、スージーは、自分が死んだ後、バラバラになってしまった家族を再生させるために、残されたわずかな時間を懸命に生きる。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズなどで有名なニュージーランドのWETAスタジオで創造された“中間の場所”の映像世界が華麗だ!(スコープ・135分・10年1月29日)
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by faff | 2009-12-22 15:48
悪ガキ高校生の明たちの前に現れた謎の女性レイ。彼女は、失踪した兄・篤が地図にも載っていない「彼岸島」にいるという。彼女に誘われるまま、謎の島に上陸した明たち5人。しかし、そこで彼らを待ち受けていたのは、ヴァンパイアと化した島の住民たちだった。そして、そこには、これまで隠されてきた島の秘密があった。監督が韓国のキム・テギュンなので、これでもか、これでもか、というブラッディなシーンが続くが、原作コミックのスタイリッシュなアクションは、きちんと撮っている。(スコープ・122分・10年1月9日)
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by faff | 2009-12-21 15:48
一軒家に住むケイティは、毎晩寝付いた後に何かが起こっていると、同棲するボーイフレンド、ミカに訴える。すべてを記録すれば、事態が解明できると思ったミカは、小型のビデオカメラを買って、一晩中、寝室を記録し始める。最初は何事も起こらず、安心する二人だったが、ある深夜、信じられない出来事が録画されていることから、恐怖が広がっていく。15、000ドル(約135万円)という超低予算で作られた本作は、最初は、本当に素人が撮ったようなホームビデオのように退屈だが、次第にリアリティが増していき、理屈では無い恐怖が感じられるようになっていく。ワンアイデアで押し切ったインディーズ映画だが、インターネットでの口コミによる広がりが成功に繋がった“珍しいハリウッド・サクセス”だ。(ヴィスタ・86分・10年1月30日)
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by faff | 2009-12-21 15:47
東京の古びた2DKのマンション。そこに、映画会社に勤める健康オタクの直樹、毎晩泥酔して帰ってくるイラストレーターの未来、先輩の彼女を好きになった大学生の良介、同郷のボーイフレンドとの密会だけを楽しみに過ごしているフリーターの琴美の4人がルームシェアをしていた。そこは、“チャットをしているような場所で、イヤになれば出ていけばいい”という自由な空間だった。そこに、金髪の少年・サトル(林遣都が怪演!)が入って来たことで、これまでの4人の平穏だった日常にさざ波が起こり始める。最近、人気絶頂(「悪人」も現在ロケ中!)の吉田修一の原作は、相当病んだ問題作だ。(ヴィスタ・118分・10年2月 日)
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by faff | 2009-12-18 15:47
主人公は、芳山和子ではなく、その娘の高校生・芳山あかり。事故で入院中の母親の頼みを受けて、1970年代にタイム・リープする。目的は、母の初恋の人・深町一夫と会って、伝言を伝えること。ところが、あかりは間違って、1972年ではなく、1974年にタイム・リープしてしまっていた。偶然出会ったSF映画オタクの大学生・涼太の助けを借りて、深町探しを開始するあかりだったが、…。同じ物語でのリメイクではなく、一世代のちの“その後の「時かけ」”的続編だ。(ヴィスタ・122分・10年3月13日)
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by faff | 2009-12-18 15:47
男は、死刑囚。空き巣に入った家で、偶然居合わせた男女を殺害した罪だ。そんな男・純のもとにある日、美しい女性が面会に来る。死刑囚を癒すボランティアのクリスチャン女性・薫だ。彼女によって生きることの喜びを感じ始める純。そして、薫もまた、純に惹かれていく。薫は、実は、…。タイトルの「真幸(まさき)くあらば」は、刑死を間近に控えた有間皇子の万葉集の歌からきている。森山直太朗が切々と歌い上げるテーマ曲が何とも切ない。(ヴィスタ・91分・10年2月6日)
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by faff | 2009-12-17 15:46
引っ越してきたばっかりの少女コララインには、友達もいず、退屈な毎日。ある日、彼女は秘密の小さな扉をみつける。それは、“もう一つの世界”への入り口。そこは、サーカスやミュージカルのショーのような華やかなところで、“別の”両親もいた。コララインは、すっかり“もう一つの世界”が気に入ってしまう。ところが、そこには恐るべき秘密があった!カルト作品「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のヘンリー・セリック監督が描くマペット・アニメのファンタジー・ワールド。一般公開は、3Dということなので、是非3Dで見たい!(ヴィスタ・100分・10年2月19日)
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by faff | 2009-12-10 15:46