試写室でこれから公開される新作映画を見ている筆者たちによる批評を掲載。時には辛口の、時には思いやりのコメントをお楽しみ下さい。 福岡アジア映画祭の上映案内も掲載


by faff
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<   2009年 10月 ( 14 )   > この月の画像一覧

松田優作が逝って、もう20年になるという。時間の経つのは、早いものだ。松田優作に注目し始めたのは、テレビの「大都会」の頃だった。毎週、監督や脚本をチェックして、大学ノートで記録していた。そして、映画「最も危険な遊戯」だ。このポスターを、大学時代の下宿にずっと貼っていた。だから、それからの優作の映画はすべてリアルタイムで見ているし、キャンペーンには必ず出ていた。だから、挿入されるフィルムの一つ一つが懐かしい。そして、「陽炎座」の記者会見の夜の大喧嘩の時も新宿の店にいた。福岡でのコンサートの後は、天神の屋台で一緒に飲んだ。忘れられない思い出だ。(ヴィスタ・102分・09年11月7日)
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by faff | 2009-10-30 09:00
西南学院大学で「フランス映画論」の補講。
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by faff | 2009-10-24 08:59
第23回福岡アジア映画祭最優秀グランプリに輝いた韓国映画「甘いウソ」の全国上映が決定しました。
詳しくは「甘いウソ」のHPをご覧下さい。
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by faff | 2009-10-23 11:10

日本映画「なくもんか」

8歳の時に父に捨てられた祐太は、下町・善人通り商店街で、ハムカツに行列ができる店「デリカの山ちゃん」を繁昌させていた。一方、生き別れた弟・祐介は、“金城ブラザーズ”というお笑いの売れっ子になっていた。ある日、10数年前に出ていった「山ちゃん」初代店主の娘・徹子が帰ってくる。果たして、店はどうなるのか?そして、兄弟は出会うことができるのか?脚本・宮藤官九郎、主演・阿部サダヲ、監督:水田伸生の「舞姑 Haaaan!!!」トリオが描く笑いと涙のハチャメチャ・コメディ。面白いが、いろいろちょっと詰め込み過ぎ。ハムカツって本当においしいのか!?(ヴィスタ・134分・09年11月14日)
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by faff | 2009-10-22 11:03
太宰治生誕100周年記念映画第2弾!終戦後、結核療養のために、山里の<健康道場>に入った利助は、「ひばり」というあだ名をつけられ、ちょっと変わった仲間たちとの生活が始まる。ある日、病気が治った詩人のつくしが退院する。そして、新しい組長(看護婦長)として竹さんがやってくる。ひばりは、そんな道場での出来事を詳しく手紙に書き、つくしに送る。「がんばれよ」と声をかけられれば、「よしきた」と返すのが道場の決まりだったり、太宰の暗いイメージはない。“明るい太宰”だ。全編アフレコでレトロな雰囲気に徹している。(ヴィスタ・94分・東京09年10月10日、福岡11月14日)
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by faff | 2009-10-21 11:02
インフォーマントとは、内部告発者のこと。1992年、農業関係の大企業ADMの重役まで登り詰めたマーク・ウィテカーのエリートコースの人生は順調だった。ところが、工場で発生したウィルスのおかげで、頓挫してしまう。副社長に、“何とかしろ”と言われた彼は、“ウィルスを仕込んでいるのは日本の大企業の産業スパイで、1000万ドル払えば、やめる”と脅迫されたと口から出まかせを言う。そこで、FBIに連絡され、事態は収集がつかなくなっていく。ウソみたいな話だが、実話だ。製作のジョージ・クルーニー、監督のソダーバーグ、さらに主演のマット・デイモン、皆んな、こんなナンセンス・コメディが大好きだ。(ヴィスタ・108分・09年12月5日)
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by faff | 2009-10-20 19:46
 1937年、病に倒れたウィリアム国王の王位後継者であるヴィクトリアは、周囲の人々の権力争いのターゲットだった。母ケント公爵夫人は、秘書ジョン・コンロイの言うままに、娘に摂政政治を承認させようとする。叔父であるベルギー国王レオポルドは、ドイツに行っていた甥のアルバートをイギリスに送り込む。首相のメルバーン卿もヴィクトリアに取り入ろうと近付いてくる。さまざまな陰謀が彼女を取り巻き、騙そうと躍起になる。そんな中、ヴィクトリアとアルバートは、本当に恋に落ちてします。大英帝国の黄金時代を統治したヴィクトリア女王の知られざる若き時代のラブロマンス。(スコープ・102分・09年12月 日)
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by faff | 2009-10-19 19:52
1933年、大恐慌の嵐が吹き荒れるアメリカで次々と銀行強盗を成功させるジョン・デリンジャー一味。しかし、彼らには、“汚れた金しか奪わない”というポリシーで、一般の客からお金は奪わない。そんな義賊的キャラで、民衆のヒーロー的存在になったデリンジャーを、創設されたばかりのFBIが追う。今をときめく2大スター、ジョニー・デップとクリスチャン・ベイルが壮絶な銃撃戦を繰り広げるギャング・アクション。当時のファッションを再現したスマートなスーツ姿が決まっている。映画館で見ている映画「男の世界」のクラーク・ゲイブルのセリフにも注目!(スコープ・141分・09年12月12日)
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by faff | 2009-10-16 19:52
飲酒したり、援交をやったりという不良女子高生・理央(りお)はグループのリーダー。ある日、自分と同じ小澤という苗字の大学講師に出会った彼女は、たちまち恋に落ちてしまう。小澤も次第に理央に惹かれていく。だが、小澤には、理央に話せない秘密があった。人気のケータイ小説からの映画化で、いくつかのエピソードは、斬新だが、全体的にはかなり古臭い。カリスマモデル・佐々木希の初主演映画ということで話題にはなるのかな?(ヴィスタ・119分・09年11月7日)
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by faff | 2009-10-16 19:51

日本映画「沈まぬ太陽」

御巣鷹山で起きたジャンボ機墜落事故の遺族係を命じられた国民航空の恩地は、遺族の怒りや悲しみの前に精一杯のことをしようとするが、自分に何ができるのかという思いに苦悩は大きくなるばかりだった。彼は、昭和30年代に国民航空の労働組合の委員長を務めていた。そして、会社との交渉に勝つが、その後、懲罰人事でパキスタン、イラン、ケニアと10年にわたって流刑させられていた。事故からの再建を計ろうと、首相は関西紡績の石見会長を国民航空の会長に任命する。国見と恩地の改革が始まる。しかしそれは、一企業の問題に留まらず、運輸大臣など政府高官をも巻き込んだ大スキャンダルになっていく。山崎豊子の膨大な量の原作を、やっと休憩入り3時間半弱にまとめた。政治と企業に絡む汚職や利権の闇は、底なし沼だ。(ヴィスタ・インターミッションを含んで202分・09年10月24日)
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by faff | 2009-10-14 19:56