試写室でこれから公開される新作映画を見ている筆者たちによる批評を掲載。時には辛口の、時には思いやりのコメントをお楽しみ下さい。 福岡アジア映画祭の上映案内も掲載


by faff
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東京の東商ホール(東京商工会議所ビル)に於いて、
東京商工会議所創立130周年記念イベントとして、
日本ファッション協会主催の「シネマ夢倶楽部」の表彰式が行われ、
私たちがやっている「福岡アジア映画祭」が「シネマ文化賞」を受賞しました。
これまでの応援大変ありがとうございました。
そして、これからも末長いご支援を宜しくお願い致します。029.gif
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by faff | 2008-02-28 23:12
ダニエル・デイ=ルイスが見事アカデミー主演男優賞に輝いた異色作。
19世紀半ば、カリフォルニアの地は、“ブラック・ゴールドラッシュ”と呼ばれる
石油採掘ブームに席巻された。ある青年からの情報で石油の存在を知ったダニエルは、
西部の小さな町リトル・ボストンに行き、土地を買い占め、採掘を始める。
しかし地元のカリスマ牧師イーライは、土地を荒らし荒稼ぎするダニエルと対立していく。
石油によって巨万の富を得た主人公。だが、運命は彼にさまざまな試練を与える。
デイ=ルイスの知性と狂気がすさまじい。
セリフも音楽もなく、黙々と坑を掘る冒頭のシーンも凄い。049.gif
(スコープ・158分・08年5月3日)
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by faff | 2008-02-26 23:17
 ニコラス・ケイジ製作・主演のSFアクション。
ラスベガスのクラブでマジックショーをやるクリスは、2分先に起きることが
見えるという特殊な能力を持っていた。
FBIは、彼のその力をテロリストたちの居場所を発見するために利用しようと接触してくる。
テロなど他人事で、そんな煩わしいことに関わりたくないクリスだったが、テロリストたちも
すでにクリスの存在を察知していて、攻撃してくる。
果たして、クリスは、事件を解決できるのか?
原作がフィリップ・K・ディックだけに、なかなか理知的なSFだ。004.gif
(スコープ・95分・08年4月 日)
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by faff | 2008-02-25 23:20
 闇の組織によって、冷酷無比なプロの殺し屋たちが養成されていた。
“エージェント47”に与えられた次の標的は、ロシアの政治家ベリコフ。
任務は完璧に遂行された。しかし、目撃者がいた。
さらに、殺したはずのベリコフが生きていた。
この“失敗”には、何か裏があると悟った47は、連絡員に“依頼主”を問いただすが、答えはない。
さらに、インターポールの刑事が、47を追ってくる。クールな殺し屋をクールに演じるのは、「ダイ・ハード 4.0」のテロリスト役が印象的だったティモシー・オリファント。
ミュージックビデオなどで活躍するフランス人監督によるスタイリッシュな映像がハリウッドとは違ったアクションを見せてくれる。
(スコープ・93分・08年4月12日)
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by faff | 2008-02-25 23:18
デパートの化粧品売り場で働くオデットの楽しみは、寝る前に大好きな作家バルタザール・バルザンの本を読むこと。
普通のラブロマンス小説なのだが、夫に先立たれ、二人の子供と暮らす平凡な主婦にとって、彼の本は架空の“夢の世界”だった。
ところが、サイン会で彼に渡したファンレターが思わぬ出来事を起こすのだった。
ジョセフィン・ベイカーの曲を口ずさみながら踊り出すオデットの明るさは、いかにもフレンチ・テイスト。
化粧品が踊ったり、オデットが宙に浮いたりしても、それは、映画的ご愛嬌。
大人のファンタジーだ。032.gif
(ヴィスタ・100分・08年4月 日)
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by faff | 2008-02-22 23:22
13歳の少女の“勘違い”が、主人公たちの運命を翻弄していく。
1935年、イングランド政府官僚の屋敷。
長女セシーリアは、身分違いである使用人の息子ロビーを愛していた。
ところが、同じようにロビーに恋心を抱いていた妹プライオニーの“勘違い”によって、
二人の愛は、引き裂かれてしまう。
刑務所、そして戦場に送られるロビー。
そんな彼のことをひたすら待つセシーリア。
イアン・マキューアンの最高傑作と言われる「贖罪」を、アカデミー賞主演女優賞ノミネート
「プライドと偏見」のキーラ・ナイトレイとジョー・ライト監督ほかのスタッフが再び結集して
映像化したもので、その重厚な面持ちは、さすがイギリス正当派といった感じだ。
リアルタイムであれば、相当に暗くて辛い話だが、こういった形でまとめれば、
過去の悲恋として見ることができる。007.gif
(ヴィスタ・123分・08年4月 日)
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by faff | 2008-02-20 23:24
15歳の時に、瞬間移動ができることをしったデヴィッドは、銀行の金庫に入り込み、
大金を手に入れる。それからは、ニューヨークに出て、悠々自適の生活を満喫。
ところが、彼のような特殊な能力を持った“ジャンパー”を謎の敵“パラディン”が狙ってくる。
そしてそこには、何千年も続く運命的な戦いがあった。
主人公がスーパーマンではなく、普通の人間で、ただ“ジャンプ(瞬間移動)”が出来るという
アイデアが面白いし、最新のVFXで、移動の映像もなかなかリアルだ。
わざわざそんな場所に行かなくてもいいだろう、という場所も多いが、それは製作者たちの
お楽しみなのだろう。
シリーズ化必至のスタイリッシュSFアクション。071.gif071.gif
(スコープ・88分・08年3月7日)
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by faff | 2008-02-20 23:23
人が死ぬ7日前に現れて、その人の“死”を決定する死神。
1985年、電器メーカーのクレーム処理係の一恵のもとに現れた死神・千葉だったが、
“愛した人たちが次々と死んでいった”という一恵のつらい告白に心を痛める。
そして、判定の日。
さらに、時が過ぎて、2007年、兄貴分の仇を討とうとするヤクザのもとへ。
そして最後は、2028年、70歳の美容師のところに現れる。
3つの時代に現れる死神をユーモラスに演じているのは、金城武。
常識ばなれした飄々とした死神が好きなものが“ミュージック”というのも面白いアイデアだ。
深刻でなく、軽い気持ちで楽しめるファンタジーだ。072.gif072.gif
(ヴィスタ・113分・08年3月22日)
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by faff | 2008-02-19 23:26
交通事故に遭う小学4年生の兄と幼稚園児の妹。
兄の英治は、雲の上を飛ぶという臨死体験をして、病室に生還する。
やがて、退院して家に帰るが、両親のショックは大きく、かつてのような温かい家族はそこにはなかった。
特に、父親・雅仁の自責の念は大きく、まったく口をきいてくれない。
それでも必死で家庭を明るくしようと努力する英治。“家族の再生”というのは、理屈では出来るように思えるが、現実はなかなか簡単にはいかない。
そしてそれが“娘の死”という悲惨な出来事があれば、なおさらだ。“死”というものについて深く考えさせてくれた。
(ヴィスタ・115分・08年4月26日)
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by faff | 2008-02-18 23:31
1979年、田舎町でのんびりとした高校生活をおくっていた“ママチャリ”たち7人。
ところが、転勤してきた国家権力である“駐在さん”が彼らの前に立ちはだかる。
7人がやるイタズラに、大人気なくリベンジしてくるのだ。
こうして、高校生たちと駐在さんのイタズラ戦争が始まった。
人気ランキング1位のブログ小説の映画化だけに、昭和の時代の高校生が考えるイタズラがリアルで、そのしょうもないせこさが面白い。
駐在さん役の佐々木蔵之介はハマリ役。
ママチャリの市原隼人も脳天気に元気でいい。
まだ、700日までいっていないので、続編もあり?!041.gif
(ヴィスタ・110分・08年4月5日)
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by faff | 2008-02-18 23:28