フランス・ベルギー合作「地上5センチの恋心」Odette Toulemonde
2008年 02月 22日
デパートの化粧品売り場で働くオデットの楽しみは、寝る前に大好きな作家バルタザール・バルザンの本を読むこと。
普通のラブロマンス小説なのだが、夫に先立たれ、二人の子供と暮らす平凡な主婦にとって、彼の本は架空の“夢の世界”だった。
ところが、サイン会で彼に渡したファンレターが思わぬ出来事を起こすのだった。
ジョセフィン・ベイカーの曲を口ずさみながら踊り出すオデットの明るさは、いかにもフレンチ・テイスト。
化粧品が踊ったり、オデットが宙に浮いたりしても、それは、映画的ご愛嬌。
大人のファンタジーだ。
(ヴィスタ・100分・08年4月 日)
普通のラブロマンス小説なのだが、夫に先立たれ、二人の子供と暮らす平凡な主婦にとって、彼の本は架空の“夢の世界”だった。
ところが、サイン会で彼に渡したファンレターが思わぬ出来事を起こすのだった。
ジョセフィン・ベイカーの曲を口ずさみながら踊り出すオデットの明るさは、いかにもフレンチ・テイスト。
化粧品が踊ったり、オデットが宙に浮いたりしても、それは、映画的ご愛嬌。
大人のファンタジーだ。
(ヴィスタ・100分・08年4月 日)
by faff
| 2008-02-22 23:22