試写室でこれから公開される新作映画を見ている筆者たちによる批評を掲載。時には辛口の、時には思いやりのコメントをお楽しみ下さい。 福岡アジア映画祭の上映案内も掲載


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日本映画「サラリーマンNEO 劇場版(笑

噂のテレビ番組の映画化だということだが、夜の遅めの時間帯なので私は一度も見たことはなかった。しかし、映画を見て初めてそのユニーク性に驚き、逆にテレビの方も見るまでになってしまった。というのもNHKでは異例と思える番組で、オムニバスのコント形式で構成され、かなりおふざけやシュールなシーンが多く、さすがに2004年から続いていると納得させられたからだ。内容はタイトルの通り、日本の会社でのよくあるエピソードや典型的な上司や同僚たちが、会社の中でどう働き、切磋琢磨していくかという、平成版“サラリーマンシリーズ”だ。
 万年業界5位から脱却し、今年こそは一位を目指すぞというワンマン社長命令によって、NEOビール会社の社員は、一丸となって新製品開発に悪戦苦闘しなければならなくなる。中でも営業一課の中西課長と新入社員の新城は、その責任で首も覚悟の事態に。ところが、ライバル会社も新製品の発売を目論んでいて、ネーミングをパクられて絶対絶命のピンチに!
 なんだか、既存の某会社がモデルになっているような現実的な物語に、思わず噴き出してしまう。出演者は、テレビとほぼ同じで、意外な性格俳優も投入しているので、不思議な相乗効果で、より一層笑える構成になっている。テレビ版と同様に生瀬勝久のどこかの会社にいそうな上司と、初めての出演となる小池徹平の新入社員の、ボケと突っ込みまがいの演技が楽しい。もちろん、テレビでブレイクした沢村一樹の“セクスィー部長”も健在だ。(ヴィスタ・108分・11年11月3日)
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by faff | 2011-09-15 09:31 | 映画