試写室でこれから公開される新作映画を見ている筆者たちによる批評を掲載。時には辛口の、時には思いやりのコメントをお楽しみ下さい。 福岡アジア映画祭の上映案内も掲載


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アメリカ映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」

ついにマーベル・コミックの中でも最も伝説のヒーローの登場だ。物語が1941年という時代を反映して、どっぷりアメリカ式の愛国映画風になっているのは仕方がないが、一人の男性が虚構のお飾りのヒーローとしてだけではなく一人の人間として、悪に立ち向かっていく姿は共感するところがある。健全な精神は健全な肉体に宿る。そんな昔から言われる例えがぴったりだ。人一倍愛国心が強く、早く戦争を終わらせ平和になるために貢献したいと望む青年スティーブ。そんな純粋な心に体は報えず、病弱な体質で何度も入隊を断わられてしまう。そんな時、謎の軍医に出会い、軍の秘密実験の被検者として抜擢。それは超人血清を注入するスーパーソルジャー計画という前代未聞の人体実験だった。しかも心がピュアでなければ、邪悪なモンスターに変化していくという。実験は成功し、見事な肉体をもった超人となるのだが、敵によって博士が殺され、この計画は凍結される。彼は派手な星条旗の服を着て華やかな広告塔として活躍するが、現実の戦場は悪化していた。彼は独断で戦場に出向き、その生まれ変わった力を発揮し…。善悪がはっきりしていて、分かりやすい。そして何より、この善玉悪玉の最後の対決が早く見たくなるノリのいい展開だ。それにしても次なる「ザ・アベンジャーズ」を撮影中のクリス・エヴァンスのマッチョ系の肉体が、初めは身長も低く超ひ弱な体なのにビックリ。別人だと思っていたら、現代だからできる特撮の業で、顔も加工されて一人二役で演じているそうなので驚きだ。(スコープ・124分・11年10月14日)
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by faff | 2011-09-01 18:22 | 映画