アメリカ映画「50歳の恋愛白書」The Private Lives of Pippa Lee
2009年 12月 02日
もう10年以上前に福岡に来て、講演会をやるというので、監督デビュー作「アンジェラ」や出演作「ウィンズ」を見て準備したけど、結局来なかったレベッカ・ミラーの新作。二人の子どもも成人し、年老いた夫と共に、“理想の妻”を演じてきたピッパ・リーも50歳になった。夫の心臓発作の静養のために、コネチカットの田舎町にやってくるが、老人ばかりのコミュニティには馴染めない。彼女には、他人に知られたく無い青春時代の荒れた過去があった。退屈で仕方のない生活の中で、ピッパは、昔から問題児だったという15歳年下のクリスと出会う。そして、思いもよらなかった周囲の人々の出来事がピッパの人生を変えていく。原作・監督が、アーサー・ミラーの娘ということで、かなりセレブな友人たちが多いようで、出演俳優も豪華!(夫ダニエル・デイ=ルイスは出ていないが、製作にはブラッド・ピットの名前もある。)また、作家の作品ということで、“エニグマ”や“クリシェ”など難しい言い回しも多い。(ヴィスタ・98分・10年2月 日)
by faff
| 2009-12-02 11:12