日本映画「のんちゃんのり弁」Nonchan Noriben
2009年 08月 10日
ぐうたらダメ亭主に愛想をつかせた31歳主婦の小巻は、愛娘のんちゃんを連れて、実家の京島に帰ってくる。だが、娘を幼稚園に通わせるのにも、お金がいる。面接を受けて仕事を探すが、ずっと主婦をやってきた小巻は、ことごとく門前払い。そんな彼女の前にダメ亭主が現れ、のんちゃんの周りをうろつくようになる。いったい、自分には何ができるのか?何がやりたいのか?迷った小巻は、お弁当つくりを始める。緒方明の三作目は、少女コミックの映画化という意表をついた題材。離婚したいがなかなか別れられないダメ亭主との微妙な関係が現代社会を投影している。(ヴィスタ・107分・09年9月26日)
by faff
| 2009-08-10 18:52