日本映画「里山」Satoyama
2009年 07月 30日
滋賀県北部の山には、クヌギやコナラなど2万本を越える雑木林がある。そこで、シイタケを栽培する人々。雑木を伐採し、均等な長さに切り、シイタケの菌を埋め込んでいく。そして、その木々を適度な日陰のある林に並べていく。それは、淡々とした作業だが、自然の力を受けた山の仕事だ。山の人々は伐採の時、必ず切り株を残す。そうすれば、そこから“ひこばえ”という若い芽が生えてきて、15年ほどで再び大きな木になるからだ。2008年7月に放送された「ハイビジョン 里山 いのち萌ゆる森」を劇場用に編集したもの。大きなスクリーンで見たい。(プロジェクター上映・91分・09年8月22日)
by faff
| 2009-07-30 10:44