試写室でこれから公開される新作映画を見ている筆者たちによる批評を掲載。時には辛口の、時には思いやりのコメントをお楽しみ下さい。 福岡アジア映画祭の上映案内も掲載


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日本映画「蟹工船」

不況の中、大ブームになっている小林多喜二原作を松田龍平、高良健吾など若手俳優を動員してリメイク。カムチャッカ沖で蟹を捕り、船内でボイルし、缶詰に加工する蟹工船・博光丸。船の中では出稼ぎ労働者たちが、長時間、劣悪な環境で仕事を強いられていた。絶望的な状況にただ従うしかない労働者たち。だが、新庄は、そんな彼らに“自分たちが変わらなければ、何も変わらない”と決起を促すのだった。暗く、落ち込んでしまいそうな内容を明るく描くために、ファッショナブルな服装やナンセンスギャグが使われているんだろうが、果たして、それで良かったのか?とにかく、原作とは相当違うし、1953年の作品とも全く違う。これで、現代の若者たちが理解できるのだろうか?(ヴィスタ・109分・09年7月4日)
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by faff | 2009-05-19 11:20